クレジットカードの現金化は、個人でも簡単にできる現金獲得手段の一つではあります。

ですが、この方法というのはネットで気軽に書かれているよりも、リスクが大きい手段だというのはご存じでしょうか？

そもそも損している部分が大きい

クレジットカードの現金化という行為は、そもそもお金に苦しいときに使われる究極の手段であり、やるにしても金銭的な損失は大きいものです。

通常なら銀行や消費者金融で借り入れを行った方が、遙かに返済負担が少ないと言えるほどです。

金銭的には損をしているようなケースである

クレジットカードで払った金額よりも多くなることはなく、だいたいは１割から２割くらいは低い学資か現金で手に入りません。

普通の消費者金融なら、借りた額は借りた額の分だけ現金が手元に来ますが、これはそうでないのです。

最初の時点で、返済すべき額というのが実質増えているのです。

クレジット会社への支払いはしっかりとしないといけないが

また、現金化してもクレジットカードの支払いをまぬがれるわけではありません。

返済しないといけないのですが支払期日までに払えないと、クレジットカードからペナルティーが科されます。

回避するためにリボ払いという選択もありますが、金利が高いので普通にお金を借り入れするよりも、損失が大きくなります。

クレジットカードが払えないときの代償

また、現金化した後に、返済が出来るかどうかという点でも問題になってきます。

それだけではなく、最悪ばれたケースも想定していないと、大きな損失も被る危険性もあります。

契約解除の憂き目と一括返済

規約違反行為でありますので、契約解除をされてクレジットカードが使えなくなる危険性があります。

それだけではなく一括返済を求められますので、返済が苦しい状況の場合には、とても危険です。

自己破産が出来ない可能性

先の一括返済が出来ない場合に自己破産を求めるようなことを考えますが、できない可能性もあります。

現金化そのものが違法ではないとはいえ、現金化をしたことによって、不当な債務負担行為と見なされる危険性があります。

裁判官の裁量で免責される可能性もありますが、この点も厳しいところがあると思った方が良いでしょう。

まとめ

現金化は簡単にお金を捻出することができる行為ですが、かなり危険な行為である事には間違いありません。

くれぐれも使う際には細心の注意を払ってください。